浦安 整体Total Body Care浦安駅前整体院Top» カイロプラクティック(整体) > 鍼灸 > 季節の変わり目のぎっくり腰
朝仕事中にだんだんと腰が痛くなり、
午後には立っているのもしんどくなり午後は早退してしまいました。
ぎっくり腰は何度も経験しているのですが、季節の変わり目になるとここ最近では
毎年起こるようになりました。(45歳 女性)
①少し前かがみの状態が辛く、立ったまま靴下やズボンを履く事が困難
②前かがみだけでなく、体を後ろに反らせるのも困難
③仰向けで寝ていると痛く、横向きだと痛みを感じない
④最初は歩くのも辛かった
初診時はうつ伏せも仰向けも辛く、横向きのみ楽だったことからカイロプラクティック(整体)ではなく、鍼灸で施術をしました。
鍼灸ではぎっくり腰の特効穴を用いて痛みを逃がし、患部である腰はまだ熱感があったことから鍼の施術ではなく筋肉を整えテーピングを施しました。
1回の施術で歩行と前屈(前かがみ)は大分スムーズに行う事が出来たようでした。
2回目の施術では、少しうつ伏せの姿勢が取れる事から患部も含め、全身の鍼灸での施術を行いました。
腰の可動範囲は大分広がり本人も今日はやっとゆっくりと眠れそうと言われてました。
3回目の施術はうつ伏せ、仰向け共に取れるようになってきたので、背骨を中心にカイロプラクティック(整体)で全身の骨格調整を行いました。
関節の可動域も広がり、初めに来院した時に比べ大分楽になったとの事でした。
この患者さんは立ち仕事で普段から腰には負担がかかっている状態でした。
そして長年の立ち仕事のせいか腰椎の前彎が消失(通常腰は前彎と言って前側に曲がっていなければいけません)していることで、腰の筋肉が常に緊張している状態だったと考えられます。
そして秋から冬にかけて急に冷え込んできたこともあり、筋肉の弾力が損なわれぎっくり腰を起してしまいました。
まずは出来るだけ痛みを抑えるために鍼灸で痛みのコントロールを行いました。
痛みが強い状態で寝返りもままならない為、無理に矯正等を行うと更に悪化する可能性も考慮しました。
数回の鍼灸施術で痛みが大分改善された為、歪みと可動性が減少している腰椎の施術、左右の骨盤、股関節などバランスを整え、ぎっくり腰が再発しないようにしていきました。
しかし、どんなにバランスの取れた腰でも腰だけ曲げて重い荷物を持ったり、長時間立ちっぱなしで負担がかかるとまたぎっくり腰になる可能性もある事も伝え、腰の運動やストレッチ等アドバイスさせて頂きました。