浦安 整体Total Body Care浦安駅前整体院Top» カイロプラクティック(整体) > 下部腰痛の原因
最近腰が痛い...
っと先日ご来院された患者さん
聞いてみると重たいものを持ったわけでもないし、変な格好で過ごしていた訳ではないと言いう事です
腰の下の方が本当に痛い...
昔に比べて体は硬くなった感じもするけど何でこんな急に痛くなったのかは分からないそうです
腰痛には色々な種類やその方の骨格によって症状の出方が違ってきます。
(50代 男性)
①ぎっくり腰とは違うが腰が最近急に痛くなってきた
②何をすると痛いという訳ではないが鈍痛がある
③押しても特に痛い訳ではない
ここ最近で初めて腰痛を感じた今回の患者さん。
これまで腰痛など感じた事が無かったと言われています。
何が原因で腰の下部の腰痛が出始めてしまったのか?
しっかりと確認していきましょう。
整形外科を受診されてレントゲン写真を撮った結果は『骨には異常はない』から大丈夫との事。
湿布を出しておくから今以上酷くなったらもう一度来て下さいと言われたそうです。
がっしりとした体型で体力には自信があったし、骨をなんかやらかしてしまった感じも全くなかったので、骨には異常はないのは当たり前だよなっと思われたそうです。
そして体には一度も触らず、湿布のみと言うのはご本人もあまり納得がいかなかったと仰られていました。
そして、もう一度整形外科に行っても恐らく痛み止めをもらう程度で根本的な解決に繋がらないと思った為整体院に来られたとの事でした。
整形外科でも分からない腰痛の正体は何なのでしょうか?
レントゲン写真を撮り、骨の異常はなかったようですが、背骨や骨盤の関節の可動域を確認した所、下部胸椎~上部腰椎の関節の可動域は減少し、腰の筋肉はものすごく緊張しておりました。
そして、デスクワークと言う事もあり背中が猫背の状態で固まり、代わりに立った時に腰が少しのけ反る様な姿勢で筋肉が緊張している状態でした。
骨盤、股関節なども同様に関節の可動域はほぼなく、逆によく今まで腰痛を感じなかったのが不思議な位です。
今回一番の原因は下部胸椎~上部腰椎と骨盤の関節の可動域が無かった事。
その為、下部胸椎から出ている肋骨~骨盤(腸骨)まで腰方形筋と言う筋肉が過緊張を起こしてしまいました。
下部胸椎の関節が動かなくなると代わりに腰方形筋にが働く為筋肉の緊張が強くなります。
そして付着部の骨盤側の可動が無かった為に更に腰方形筋を始め腰の下部の筋肉にストレスがかかり腰痛を発症したと考えられます。
施術は骨盤の可動及び下部胸椎の動きを回復させる事を重点に行いました。
その結果、施術後はこんなに腰が爽快なのは久しぶりと言って喜んで帰られていきました。
もちろん長年の生活習慣による姿勢の悪化、そしてそれに伴う体の歪みや硬さが出てしまったので今回1回のみの施術で全てが解決したわけではありませんが、施術を今後行っていく事で症状は殆ど感じずに生活を送る事は可能です。
腰痛の殆どが骨折など骨の疾患で起こる訳ではありません。
殆どが日常生活の不良姿勢や筋力低下によるものになります。
今現在症状が出ていない方でも、将来的に腰痛を発症しやすい骨格かもしれません。
少しでも気になったら是非ご相談しにいらして下さい。