浦安 整体Total Body Care浦安駅前整体院Top» カイロプラクティック(整体) > 首のムチウチからの腕のしびれ
先日お仕事で首を痛めてしまい、腕までしびれがあり仕事をお休みしてます。
整形外科に2か所行ったけどもう復帰していいよ...。
っと言われたそうです。
腕がしびれているだけでなく、軽いものでも運ぶだけで腕に電気が走る為
このままでは復帰どころか日常生活にも支障が出ると言う事でご相談頂きました。
(30代 女性)
①首を仕事中に痛めてしまい、それから腕のしびれが出ている
②整形外科に2か所行き、レントゲン写真を撮ったけど異常はない
③整形外科のリハビリ、整体院に行ったが症状は一向に変わらない
④軽いものを持っても手に腕に電気が走り、日常生活が億劫になっている
首を痛めてから腕までのしびれに困っている今回の患者さん。
この腕までのしびれは何なのか?
しっかりと診ていきたいと思います。
整形外科や接骨院、整体院など色々な所へ行き色々な事を言われ施術をしたが一向に変化がないと半ば諦めモードになっておりました。
もう一度当院で首の痛みから腕のしびれまでしっかりと検査を行いました。
整形外科でヘルニア等の神経根症はないと断言されたそうですが、もう一度検査を行いました。
確かに、腕にしびれはあるもののヘルニア等の疑いはあまりないと判断し、次に胸郭出口症候群の検査に移りました。
胸郭出口症候群は斜角筋症候群、肋鎖症候群、過外転症候群(小胸筋症候群)、頸肋症候群と4つに分類する事が可能なのですが、
そのうち頸肋症候群を除く3つにの症候群に反応が出ておりました。
首の痛みと腕のしびれの原因が検査でしっかりとでたのであとは施術する事が大切になります。
原因をしっかりと説明し、症状が早期に改善するように施術をしていきます。
今回、しびれが出ていたと言う事もあり、まずは首…。
という判断をされてしまったケースだと思います。
もちろん腕のしびれはまず首確認する事がベターですが、それで反応がでなければ違う検査をしていかなければなりません。
今回胸郭出口症候群の症状が同時に3つに該当する事は本当に稀です。
仕事中にかなり強い衝撃が首から腕にかけて加わったと考えられます。
細かく症状を確認すると背中や脇の下にも症状が出ている事がわかりました。
これは斜角筋症候群で肩甲背神経支配の菱形筋と長胸神経支配の前鋸筋の絞扼が考えられます。
それだけでも斜角筋症候群と考えられる材料となります。
症状は少しずつ回復傾向ですので、しばらくすると日常生活は元よりお仕事も復帰出来ると思います。
しかし、一度痛めてしまった所はまた再発しやすいので、また繰り返さない為にもしっかりと施術をしていきたいと思います。
そして今後もどのような患者さんがこられてもしっかりと対応出来るようにしていきたいと思います。