浦安 整体Total Body Care浦安駅前整体院Top» カイロプラクティック(整体) > 寒さによる肩こりと頭痛の関係
寒くなってくると、どうしても肩が凝る...
そして酷くなると頭痛まで(><)
今回はそんなご相談です。
どうして寒くると体の症状が出てくるのか?!
しっかしと解説していきたいと思います。
(20代 女性)
①普段はそんなに肩こりも頭痛も感じない
②寒い時期になると肩こりと頭痛が出てくる
③仕事はデスクワーク
④運動は週に2~3程、ジムに通いマシントレーニングを行っている
普段結構運動を行っている今回の患者さん。
何故普段出ない肩凝りや頭痛が寒くなってくると出てくるのでしょうか?
しっかりと生活習慣や体の状態を診ていきたいと思います。
施術は頭痛も出ていることもあり、週に2度ほど行いました。
1度目の施術ではまだ変化は感じないという事でしたが、施術の回数を重ねる毎に症状が緩和していきました。
運動を週に2~3度程行っていたという事でしたが、肩回りの筋肉の緊張が強かったので、しっかりと体のバランスを整えていくことで更に症状は軽減していきます。
これからも運動と施術をバランスよく続け症状の出ない体を作ると言っていただきました。
よく寒くなると肩の筋肉の血行が悪くなることで肩凝りが出るなどと言われますが、
今回の患者さんは運動をしっかりと行っていたのにも関わらず、何故肩凝りや頭痛などの症状が出てしまったのかです。
原因はトレーニング内容と体の歪みによるものでした。
まず、トレーニングは基本的にマシンを使い行っていたそうですが、トレーニング内容を聞いてみると上半身のトレーニングの殆どが大胸筋を主体とする胸の前側の筋肉でした。
その理由を伺うと、バストアップが目的だったそうです。
しかし、そのトレーニングの為に肩が内側に巻き込まれて少し猫背のような体へと歪んでしまったのです。
寒くない時期だと筋力でカバーできていたと思うのですが、寒くなり一気に血流が悪くなり、首から肩にかけての筋肉が緊張し、肩凝りが発症したと考えられます。
そして、その首から肩への筋肉の緊張により首から後頭部に走行している大後頭神経を圧迫したことで頭痛までつながったと思います。
その為、施術では前に巻き込んでしまった肩の緊張を緩め、安定できるように調整しました。
トレーニングも筋力が低下しやすい菱形筋(肩甲骨と背骨の間の筋肉)を鍛えると肩甲骨が外に逃げない為、肩甲骨から肋骨に付着する小胸筋が使いやすくなり、よりバストアップにつながることも伝え施術をさせて頂きました。
折角トレーニングを頑張っていても猫背であったら見栄えがあまりよくないだけでなく症状も出てしまうため、バストアップをしていることがマイナスになってしまいます。
バランスよくトレーニングがすることが大切ですね!!