浦安駅から徒歩1分　浦安 整体Total Body Care浦安駅前整体院

1.西洋医学と東洋医学

西洋医学は、解剖学や生理学などの科学的な見地から人体を捉えていきます。
人体を細分化し病巣を局所的に分析し、治療を行っていきます。
その為、検査にあらわれない異常は病気とは見なされず、不調を訴えても治療が行われないことがあります。
一方東洋医学は、人体をひとつの「個体」として捉えていきます。
体に問題があれば、局所的な問題か、全身のバランスの乱れが原因かという様々な視点により病因を追求し、検査等で現れない「不定愁訴」も自己免疫力を高めることで改善を目指していきます。
この考え方は鍼灸や漢方など東洋医学全ての治療法で活用されています。
東洋医学の概念では『未病』というものがあり、西洋医学の検査では異常はないが、病気の一歩手前の状態で健康と病気の間の状態を指し、治療の対象となります。

2.カイロプラクティックは西洋医学？東洋医学？

では、カイロプラクティックや整体は西洋医学と東洋医学どちらに属するのでしょうか？

主にカイロプラクティックの検査では、レントゲン写真やMRIなどの機器などを使用するわけではありませんが、整形学的な検査や筋力検査、神経学的検査などの西洋医学的な（整形外科）検査を基に現在出ている症状の特定を行っていきます。
そして、西洋医学の検査、徒手検査とカイロプラクティックでのモーションパルペーションなどの検査と合わせて体の状態を把握し、全身の骨格の調整や矯正を行い、体のバランスを整えていきます。
その結果、神経生理機能が改善され、人の本来持つ自然治癒力を高め症状が改善されていきます。

病院で行うレントゲン写真やMRIなどの検査などを除き、カイロプラクティックで行う検査のほとんどは西洋医学に沿って行われます。
しかし、体全身のバランスを整え、症状が出ている部分の負担を軽減し、自己治癒力を高めるという部分は東洋医学的な考えが主体となっております。
これは私の個人的な解釈が強くなりますが、西洋と東洋のどちらの良いとこどりしているというのが感想です。

3.西洋と東洋の統合

西洋医学でちょっとした肩凝りに対して、どのようにアプローチしていくのでしょうか？
痛み止めなどの処方、ましてや手術などを行うことはまずあり得ません。
そう考えると西洋医学で肩凝りを改善するって難しいのです。
逆に東洋医学では手がしびれている状態に対して、西洋医学の検査で確実に首のここが悪いとまで言われている状態に対して、その患部自体にアプローチすることは難しいです。

その点、カイロプラクティックであれば肩凝りや手のしびれに対しても局所のアプローチはもちろん全身にアプローチをして症状を改善することが可能となります。
西洋医学、東洋医学という隔たりを無くして一つの体を良くするという部分においてはカイロプラクティックは最適だと考えます。

この症状位だと病院に行ってもな～。でも鍼は怖いし、漢方も分からない…。という方は一度カイロプラクティックを試してみると良いかもしれませんね！