浦安整体日記-13診目-「子供が生まれてから腰痛が・・・」30代女性:産後骨盤矯正

相談内容

 

「子供を産んでから腰痛に悩むようになりました。

それまでは特に腰痛などはなかったのですが・・・

”産後矯正”って単語は良く聞いたりしますし、

もしかしたら出産が原因で骨盤とかが歪んだせいかな?と思って来ました」

 

 

ご出産された全てのお母さんはたとえ腰が痛く無くとも一度骨盤を診て貰いましょう!!

 

よく「一人目の時は腰痛なかったんだけど、二人目を産んでから腰が痛くて・・・」

などと相談される事がありますが、それは一人目の時は大丈夫だったという訳ではありません!

加齢の影響や育児中の姿勢などの影響などもあるでしょうが、根本は出産時における骨盤の歪みが確実に関わってきます。

またそれ以降ご主産の予定がないという方でも腰痛になるリスクというものは確実に高くなります。

そうでなくとも本来出産というのは身体に大きな負担をかけてしまうものです。

ご出産された方はとにかく一度身体の状態を診て貰う事を推奨します!

産後は骨盤がどう歪むの??

有名な話ですが、妊娠中はリラキシンはというホルモンの影響により赤ちゃんが生まれやすくなるよう仙腸関節と恥骨結合という2つの骨盤にある靭帯が緩みます。

そして更に妊娠期間中は筋力が低下しやすく、骨盤内のインナーマッスル(要は骨盤周りの筋肉)が弱くなるため出産後骨盤が正常な位置に戻りにくく歪みの原因となります。

しかもお母さんの腰は産後直後だけでなく、その後の育児期間の中でも悪くなってゆきます。

例えばオムツを替える時に中腰前傾姿勢になってしまったり

ずっと抱っこしながら買い物にでかけたり

なにかと腰にはよくない使い方をどうしてもしてしまいますよね(笑)

どうしても赤ちゃんや子供の低い目線に合わせる機会が増えてしまう為、

本人が自覚しているよりも腰の疲労は溜まってしまいます。

それまで仰向けで寝ていたのに子供が出来てから横向きで寝るようになり、

腰を痛めてしまう事もあったります。

もちろん腰だけでなく首肩の筋肉の緊張による凝りなどもでてきますので、

あまり我慢して痛くなってしまう前に身体のケアを考えて頂ければと思います。

治療院で実際に行った施術

今回来られた女性は生後半年しないくらいの赤ちゃんのお母さんでした。

初出産ということでしたのでこれまでの腰痛の既往歴なども確認し、

それまでになかった痛みを感じる動作をはじめ検査をしっかりと行いました。

よくよくお話を聞いていくと女性は幼少期から運動らしい運動を習慣的にしたことがなく、

筋力が妊娠期間中に落ちてしまったのも原因として考えられました。

なので骨盤矯正だけでなくお家での簡単な骨盤周りの筋肉を鍛えるトレーニンング指導も併せて

少しずつ治療の感覚を空けながら半年ほど定期的に通っていただきました。

育児中という事もあり中々お店に来れる時間も限られてしまいましたが、

ご家族のご協力もあって痛みがなくなるまでは通う事が出来たようです。

忙しくて来れなくなる分、お家でのケアを細かく指導できたのも良かったと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は出産によって起こる骨盤の歪み、またそれとは別にその後の育児によっても起こり得る骨盤の歪みについてもお話させて頂きました。

出産の際に骨盤にかかる負担もさることながら、その後の日常生活で赤ちゃんを抱えたまま買い物をしたり、オムツを替えたりする時に中腰姿勢になったり、と腰痛になってしまう要因は沢山ありますね。

なので産後の骨盤矯正ももちろん大事なのですが、その後の体のケアも併せて大切にして下さい。

余談ですが、よく育児中のお母さんを施術している時に「あなたの家族は良いよね。家でタダで整体してもらえるんだもんね」的な事を言われますが実際はそんなやりません(笑)

なんていうんですかね、家だとそんな気合入らないものです。いつか同じ境遇の人がいたら共感を得てみたいです。

この記事を書いたスタッフ

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