こんにちは。
浦安駅前整体院の長谷川です。
今回は慢性的な腰痛が中々治らずお悩みの方に向けたコラムです。
実は腰痛の原因って病院ではっきりと診断出来るものは少ないんです
レントゲンを診たりしても原因が分からない腰痛は一言に「腰痛症」とまとめられてしまいます
今回のコラムはその中でも特にポピュラーな日常生活の癖が引き起こしている腰痛の原因について述べ、読んだ瞬間からすぐ始められるような腰痛の解消法をお話したいと思います。
ではいくつかの例をふまえて紹介しましょう
目次
ケース1:「しゃがむ時に腰を曲げる人」
下に落ちている物を拾う時に上記の画像の人のように、腰を曲げてしまう人は腰を悪くしやすいです
腰の筋肉は本来、後ろに反る役割を持っています
それに対し、ただてさえ普段から慢性的に腰の筋肉が硬い人が画像のように腰を曲げてしまうと、
腰の筋肉が無理に引き伸ばされて傷ついてしまう恐れがあります…
固い輪ゴムを無理に引っ張るようなものですね
・どうすれば治るの?
A:腰を曲げずにしゃがむ
腰が悪い人はしゃがむ時に、こうして下さい!
まずは腰を曲げないように、真っ直ぐにしたままゆっくりとお尻と腰を落としていって下さい
そうすれば腰は無理に曲がらずに負担をかけないまましゃがむ事が出来ます!
ケース2:「寝起きに腰が痛い人」
寝起きに腰が痛くて中々起き上がれない
無理に起きようとすると腰をやってしまいそうで、恐る恐る起きてます…
これも腰痛をお持ちの方に多い悩みですね
寝相が悪いのを疑う方もいらっしゃいますが、就寝時はそもそも腰に負担がかかりやすいです
そもそもが寝ている時が1番骨盤の関節が歪みやすいのです
・どうすれば治るの?
A:就寝前後に体操をしましょう
まずは寝る前にしっかりと腰をストレッチして、その日の疲れを身体に残さないようにしましょう!
筋肉が緊張したままでは始めから歪んだまま布団に入るようなもの
歪みやすくなりますよ!
そして朝起きる時は、まず寝たままの体制でお布団の中で体操をしましょう。
無理に起きが上がり腰を痛めてしまう前に、しっかりと体操をして筋肉の緊張をほぐし動かしやすい状態にしてあげる事が大切です
聞けば単純な話なのですが、人はやれば簡単に出来る事を意外と面倒に感じてしまう事が多いのです。
「毎日少しずつ続ける」その一つ一つの積み重ねが改善に繋がります。
もしかしたら小さな疲労の積み重ねがその腰痛に繋がってしまったのかもしれませんよ?
ケース3:「座りっぱなしの人」
毎日パソコンと向き合うデスクワークの人やタクシーの運転手さん、大型トラックのドライバーさん達に腰痛はつきもの…
長時間の座位や、自動車の走行中の振動で更に腰は緊張し硬くなりやすくなります。
座り姿勢の癖に関してはいくつかチェックすべき所があるので、一つ一つ見てみましょう。
A.1:まずはポケットの中をチェック
お尻に財布などを入れたままデスクワークや運転などをするには骨盤の左右の高さに違いが出てしまい、歪みやすくなってしまいます。
まずはポケットなどには何も入れず、姿勢をフラットな状態にしたままイスや運転席に座りましょう。
A.2:椅子から腰を離して座らない
長時間イスなどに座っていると、最初は気をつけていても段々と背もたれに寄りかかり姿勢が悪化してしまいます。
特に背中が丸まりやすい人は相対的に腰をイスから離して座る癖がある為、腰は不安定な状態で筋肉に緊張を強いてしまうのです。
かといって背筋を貼り続けるのも辛いもの。
ひと工夫するならば、腰の所にタオルなどを挟んで隙間が出来ないようするのも一つの手です。
A.3:こまめに動く
数分毎に休憩をしっかり取り、イスから降りて身体を動かし、硬くなった腰回りの血行を良くする。
これは誰もが腰痛の方なら誰もが聞いた事があるような基本的な話ですが、それが残念ながら皆さん中々出来てないというのが現状です。
例えば8時間デスクワークをした身体に対して、1〜2分程度のストレッチで果たしてケアは足りるでしょうか。
最低でも一つの部位に10分は時間をかけてじっくりと行うのが理想です。
まずはしっかりと身体に柔軟性が戻るのを確認するまでケアしてあげましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この中に自分の腰痛で思い当たるような日常生活の癖はありましたか?
実際にはどれか一つだけではなく、様々な要因が複数重なって慢性的な腰痛を生み出しています。
上記挙げたのは最低限の事に過ぎず、大事なのはまず自分の腰痛の原因をしっかり解明しようということです。
最初にお話したとおり、腰痛の多くははっきりとした原因が分かりません。
しかしそのまま放っておけばいつか病名が付いてしまうような重症の腰痛になってしまうかもしれません。
カイロプラクティックや鍼灸治療、筋力トレーニングはそうならない為の予防医学です。
自分でケアをして解決出来ればそれに越した事はないですが、不安が残る場合はぜひ一度治療院をご利用して下さい。
しっかりと原因を解明し、根本的な解決を一緒に目指していきましょう!