緊張性頭痛に対する浦安駅前整体院の取り組み

こんにちは、浦安駅前整体院の長谷川です。

最近在宅勤務やテレワークの普及により、デスクワークによる体の疲れ方というのもまた少し変わってきました。

ローデスクやダイニングテーブルなどの座位環境が悪化する事による出る腰痛や、机の高さの違いなどによる変化で首肩凝りなどの症状がより強く出てしまう方もいるようです。

今回はそんな中でも特に首や肩の筋緊張が原因でなりやすい「緊張性頭痛」の症状まで出てしまう方向けにコラムを書きました。

私たち浦安駅前整体院がこの症状に対してどのように考え、実際に診察し治療をしていくのかを簡単にまとめましたのでご覧ください。

緊張性頭痛の好発部位

緊張性頭痛は主に首や肩の緊張により発症する頭痛です。主な疼痛部位は後頭部の頭の付け根や、側頭部、また酷くなってくると頭全体が締め付けられるような感覚を覚えたりします。この中でも一番多いのは頭の付け根の部位の痛みで、多くの人が問診の際にこの上記にある画像の丸で囲まれた箇所に痛みを訴えてきますね。

次はこの画像もご覧になって下さい。

上記画像は「僧帽筋」という筋肉の画像ですが、これは首から肩、そして背中までにかけて付着する筋肉です。

実際に頭痛の原因となる筋肉はこの僧帽筋のみではありませんが、緊張性頭痛の主な原因はこの頭部に繋がる首や肩の筋肉の緊張が頭の付け根までストレスを与えてしまい、疼痛の原因を作っています。

浦安駅前整体院の緊張性頭痛の治療に対する考え方

緊張性頭痛が筋肉の緊張によるものだからといって、なにも筋緊張の緩和ばかりを狙って治療をするのではありません。

浦安駅前整体院のコラムでは常に「筋肉をほぐすだけでは歪みがより悪化するケースが多い」と話をしてきました。その具体例がこれです。

デスクワークによる首肩凝り・頭痛を訴えられる方で多いのがこの、「猫背(写真1枚目)で右肩が回内(写真2枚目)している」タイプです。

猫背に関しては「PC作業が多いから背中が丸くなる」とイメージがつくと思いますが、この右肩が前に出てしまっている歪みに関してはご自覚がある方は少ないです。

これはPCのマウスなどを操作する際に腕を伸ばす動作が加わる為です。慢性的にこの腕の使い方をしていると、肩を回内させる筋肉までもが拘縮し写真2枚目の図のような歪みになります。

ではこの背中が丸まり肩が前に出っ放しの方の治療はどうしたら良いのでしょうか。皆さんは伸びてしまい今にもキレそうなゴムが切れない為にはどうしたら良いと思いますか?

少なくとも、その伸びきった状態のゴムに負荷をかけるような事はしないと思います。これが「筋肉だけをほぐして歪みが悪化する例」の一つです。

猫背(カイロでは「胸椎伸展障害」とも言います)に対するアプローチをせずに筋肉だけを緩ませてしまうと、筋肉というゴムは余計に伸びやすくなってしまい背中はより丸まりやすく、肩は余計に前に出やすくなってしまいます。

それが「マッサージをしても肩凝りの痛みがすぐに戻ってしまう」理由です。

緊張性頭痛も同じです。マッサージによる手技や鍼灸による疼痛治療、これらも確かに効果が見込めますが、頸椎など関節にかかるストレスはカイロプラクティックによる施術が不可欠だと私たちは考えています。

またこれらの治療法を上手く合わせる事でより高い治療効果が出る事も臨床上分かっております。頭痛が薬やマッサージだけで改善されたいない方は是非一度ご相談しに来て下さい。

もちろん緊張性頭痛の方の身体の歪みのパターンはこれだけではありません。顎の緊張により側頭部が痛くなってしまう方などもいますので、自分の頭痛がどういった原因から来ているのか知る事もとても大切なのです。

緊張性頭痛の方の生活指導

治療後は頭痛などの症状も緩和しますが、筋緊張の原因が日々の生活習慣によるものであればまた痛みはぶり返します。

中でも毎日のデスクワーク中の悪姿勢などが原因ともなれば、そこを改善しない事には根本的な解決にはなりません。

なので問診の際にまずはよく話を聞き、その人の生活環境なども見直せるよう指導させて頂いています。

例えばノート型パソコンを使う方であれば、専用スタンドの使用などを提案し首にかける負担を少なくし、筋力低下などが原因として考えられれば専用のリハビリトレーニングを用意したりと、その方が日々の生活の中で改善出来る事を考えお話しています。

「姿勢を正して」とただ一言で済ますより、「姿勢を正す為に貴方にはこれが必要です」と言える所までカウンセリングを私たちはしたいと思っております。

慢性的な症状は一度の治療で完全になくなるものではありませんし、その仕事をするのであればずっと付き合っていかなければならないものです。そうであれば日常生活の中から見直さなければならない事も多数あると思われます。

どうしたら治療をせずとも頭痛が出ない毎日を作れるか一緒に考えていきましょう!

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