こんにちは。浦安駅前整体院の西念です。
今回は扁平足を自宅のトレーニングで改善しよう!!という目的で
お伝えしたいと思います。
日本人の扁平足率は何と約74%…。
3/4の方々が扁平足ってことです。
扁平足になると何が良くないのか?
しっかりと動画も踏まえてお伝えしていきたいと思います。
目次
扁平足についての動画をご覧ください
どこの筋肉を鍛えれば扁平足は改善するのか?
※医道の日本社より
扁平足は土踏まずの部分が潰れてしまっている状態なので、
土踏まずを持ち上げるために後脛骨筋という筋肉を使う必要があります。
後脛骨筋は足底部から足の内くるぶしの下を通りふくらはぎ側に付着します。
この筋肉の働きは足首を下げる(底屈)と内反(回外)の動きになります。
ですので、後脛骨筋が鍛えられることで扁平足を抑制することが出来るのです。
扁平足トレーニングの注意点
この扁平足のトレーニングを行う時の注意点は…
足の内反捻挫に気を付けることです。
内反捻挫とは足首が内側に捻じられる捻挫の事です。
ジャンプした時や歩行時など足首がグギッてなるあれです…(笑)。
内反捻挫が起きると外くるぶしからかかとについている踵腓靭帯や
外くるぶしから距骨についている前距腓靭帯などが伸ばされてしまい、
今まで以上に足首の安定性が損ねられしてしまう原因になりかねないので
この内反捻挫だけ気を付けてトレーニングを行うようにして下さい!!
扁平足になると足にどのような影響があるの?
足にアーチがあることでショックの吸収やストレスの分散を行います。
扁平足になるとその吸収や分散が行われなくなるので、足の局所にストレスが集中することになります。
ストレスが集中することで↴の様な足になりやすくなります。
外反母趾
扁平足になると足の親指側にストレスがかかる為、外反母趾が発症するリスクが高まります。
扁平足で体重が母指球側にかかり過ぎることで親指がだんだんと変形していきます。
男女比は圧倒的に女性の方が多く、ヒールなど先が尖りかかとが高い靴を履くことで
より外反母趾を強くしてしまう場合があります。
足底腱膜炎
足底腱膜とは足の裏側のかかとからつま先までをつなぐ分厚い腱膜で
主に付着しているかかとの部分に炎症が起きている状態を指します。
朝ベッドから起きて足を付いた際にものすごく痛いやつです…。
足底腱膜炎の方はお分かりだと思います。
扁平足だと足底腱膜がけん引され、痛みが発症しやすくなるので
扁平足トレーニングを行うことで足底腱膜炎の抑制が出来ます。
開張足
開張足とは足の横アーチが潰れてしまった平べったい足の事を指します。
扁平足だと足にかかる重心が前方にかかる為、
扁平足の方は開張足になりやすくなります。
母指球と小指球をつないだ線上の真ん中位に胼胝がある方は開張足の可能性が高いです。
酷い方だとモートン病などの神経症状が出る場合があります。
開張足を良くするためには合わせて扁平足も改善しなければなります。
本当は怖い…『扁平足』
自宅で出来る!扁平足改善トレーニングいかがでしたでしょうか?!
昔に比べ便利になり歩くことをしなくなった為、私たち日本人の足はどんどん歪んできています。
その為多くの方が扁平足を始め足のトラブルから体の色々な所に支障を感じるようになってきました。
しかし、その原因が『足』とは気づいていないのです。
木で例えるなら体は幹、足は根っこになります。
いくら幹やがしっかりとしていても根っこがしっかりと大地に根を張っていなければ
ちょっとした雨風で倒れてしまいます。
どんなに強い台風が来てもしっかりと立てるような『根』を張る必要があります。
根っこがしっかりとしていないと土からの栄養を吸収できない様に
足がしっかりとしていなければ体幹にしっかりと力を伝えることは出来ません。
そして、葉っぱが枯れそうなときに葉っぱだけに水をあげるのではなく
必ず『根』に水をあげる事をほとんど皆さんは知っているのに
体の症状になると『根』である『足』には見向きもしないのは何故でしょうか?!
あなたの症状の根源は『足』が原因かもしれません。
今一度足の重要性をしっかりと考え、ケアしていく事をお勧め致します。