こんにちは。
浦安駅前整体院の西念です。
コロナ禍でここ1年くらい運動から遠ざかっている方は多いのではないでしょうか?
その為、筋力が低下し体の歪みから症状が強く出ている方が多くいる様に感じます。
それと同じくここ最近小学生の体の歪みのご相談を受けることが多くなっております。
歪みと言ってもちょっとした背骨の歪みから脊柱側弯症など複雑な歪みまでと様々。
今回のコラムでは小学生の歪みについてしっかりとお伝えしていきたいと思います。
目次
小学生でも体って歪むんですか?
小学生はまだまだ体が柔らかいし、成長期だし、歪みなんて気にならないでしょ?!
って思っていると後で取り返しのつかないことになるかもしれませんよ!!
小学生から体は歪みます!!
今の小学生はとても忙しい子が多いです。
スポーツ系の習い事を始め学習塾などを掛け持ちして、
多い子は1週間で何もない日がないくらい…。
小学生も疲れます。
疲れると必然的に楽な姿勢を多く取ろうとします。
また、早々に特定のスポーツだけに偏る傾向が高い為、
そのスポーツの癖が体に染みついてしまいます。
その結果、気が付いた時には体の歪みが出現しているのです。
歪みは日常の姿勢から
何か特別な事をしたことで体が歪むこともありますが、
ほとんどの場合は日常生活由来のものになります。
上記の習い事もそうですが、現代ではスマホやタブレットの見過ぎによる
姿勢悪化も懸念されております。
また、歩くことが少なくなっている為、ふくらはぎの姿勢保持筋の発達が低下し、
良い姿勢を保つことが出来なくなっているのです。
それゆえ、小学生でも気が付かないうちにどんどん体が歪んでいるのです。
脊柱側弯症とは?
「側弯症(そくわんしょう)」とは背骨が左右に弯曲した状態で、
背骨自体のねじれを伴うことがあります。 通常、小児期にみられる脊柱変形を指します。 左右の肩の高さの違い、肩甲骨の突出、腰の高さの非対称、胸郭(きょうかく)の変形、 肋骨や腰部の隆起(前かがみをした姿勢で後ろから背中をみた場合)、などの変形を生じます。 側弯が進行すると、腰背部痛や心肺機能の低下をきたすことがあります。 日本での発生頻度は1~2%程度で、女子に多くみられます。 原因不明の側弯を特発性側弯症といい、全側弯症の60~70%を占めます。 公益社団法人 日本整形外科学会より引用 |
通常は小児期や成長期に伴って背骨が弯曲していきます。
そして上記のコメントにある様に女子に多くみられます。
小児期や成長期の時期だと痛みのない方が多い為、
気が付いた時には脊柱側弯症が悪化している事が多く見受けられるのです。
ちなみに私が小学生の時は学校で脊柱側弯症の検査した記憶はありませんが、
今はほとんどの学校で行う様です。
しかし、学校で検査すると言っても毎月行う訳ではありませんので、
安心しない様にしてください。
ご家庭でおじぎをして後ろ側から背骨の傾きを観ることで簡易的に検査することが可能ですので、
定期的に観察する事をオススメ致します。
体の歪みが出てしまったら…!!
ちょっとした体のアンバランスなら、筋肉が凝り固まってしまっただけかもしれませんので、
ストレッチや軽い運動などで解消する事が出来るかもしれません。
しかし、明からに肩の高さや骨盤の傾きが違ったり猫背が酷いようですと、
骨格の調整と筋肉のバランスの修正が必要かもしれません。
一度カイロプラクティックなどに相談してみるのも良いと思います。
また、背骨が強く左右に蛇行している様でしたら、病院で行きレントゲン写真を撮ることが
良いと思います。
その際に装具が必要になるケースもあるので病院の先生とご相談頂ければと思います。
病院で装具を付けるまでもなく、様子見の状態でしたらその歪みを悪化させない様に
カイロプラクティックで施術していく事が大切だと思います。
まとめ
小学生の体の歪みについていかがでしたでしょうか?
自分の事でしたらともかく子供の将来に関わることになると本当に不安になりますよね。
浦安駅前整体院にもそんな理由からお子様を連れてくる方が多くいます。
その際にその子に何が一番必要なのか(カイロプラクティックなのか?
鍼灸なのか?インソールなのか?など)
をしっかりと見極めてアプローチさせて頂いております。
もちろん親御さんも同席でご一緒にお体の説明をさせて頂いてます。
お子様のお体の事でご心配な事があればご相談頂ければと思います。