こんにちは、浦安駅前整体院の長谷川です。
このコラムでは”肩凝り”に関するお話をしようと思います。
ただ一言に「肩凝り」と言ってしまうとあまりにも範囲が広くなってしまうので、ここでは「デスクワークの方の肩凝り」に焦点を絞り、デスクワークの何が要因で肩凝りになってしまうのかをお話します。
そして当院に来られる患者様が良く初回の問診時に相談される
「マッサージに行ってもすぐに肩凝りが元に戻ってしまうんです」という
この良くあるお悩みについてもこの場を借りて説明させて頂こうかなと思います。
目次
・そもそも肩凝りってどうしてなるの?
そもそも”凝り”というのは特定の部位に感じる筋肉の緊張によるこわばり感や重怠さ、または痛みに至るまでの症候の総称であり
特定の疾患により誘発されるものを除けば、はっきりとした原因が診断出来ない「不定愁訴症候群」の一つとされてきました。
肩凝りの場合は肩や首などの筋肉の持続的緊張によって筋肉が硬くなり、局所に循環障害が起こる。
それによって酸素や血液が届かず、疲労物質が蓄積しこれがストレスとなって肩凝りを起こすと考えられています。
・デスクワークによる肩凝り
なぜこんなにもデスクワークをされる方に肩凝りが多く見られてしまうのでしょうか?
「姿勢が悪いせいだと思うのですが」とご自覚はされていても、はっきりとした原因までは分かられていない方が多いので、いつも治療院でしている説明をこの場を借りてさせて頂きます。
ではまずこの写真を見て下さい
肩は上がりっぱなし、そして頭はパソコンを覗きこもうと前に前傾し首が倒れてしまっていますね。
デスクワークにおいては例えばパソコンのキーボードを叩く際に腕を長時間浮かしている事で、肩の緊張を促してしまったり
パソコンの画面を覗き見る際に頭が前傾すると首に負担を掛けやすくなってしまうので 特に肩や首の凝りは起こりやすいのです。
・マッサージだけじゃダメ?
マッサージという技術は国家資格として認められている治療効果の高いものですが、
筋肉へただ「揉みほぐす」という安易なアプローチを続けてしまう場合、かえって凝りを悪化させてしまう場合さえあります。
マッサージは単純に説明すると、硬くなった筋繊維を揉みほぐす事で循環障害を起こしてしまっている部位に血液や酸素を届くようにする手技です。
なので長時間のデスクワークで凝り固まった肩や首をほぐすというのは確かに必要なアプローチの1つにはなりますが、「骨格」の歪みというものを忘れてはいけません。
解剖学でも「筋骨格系」と筋肉と骨格はセットで学ぶ項目として捉えられます。
骨格に筋肉が付着する事で人体は構成される訳ですので、例えば骨格が歪んだまま筋肉だけにアプローチをしても軸が曲がったままでは筋繊維は元の状態に戻りやすいのです。
「マッサージをしてもすぐ元に戻ってしまうんです」とお悩みを相談される方は長年に続くデスクワーク中の悪姿勢により、骨格の歪みが強くなってしまっている場合が多いです。
その状態で筋肉だけを揉みほぐし続けてしまうと骨格とのバランスは余計悪くなってしまいます。
今まで肩凝りをマッサージだけで済ませていた方は一度骨格のスペシャリストであるカイロプラクターにご相談されてみてはいかがでしょうか?
ずっと悩んでいた慢性的な肩凝りにまた1つ改善策が見つかるかもしれませんよ。