相談内容
「不眠に悩んでいます。
目が冴えたような感じがして中々寝つけなかったり
夜中も途中で何度か目が覚めてしまったり
朝も中途半端な時間に目が覚めてしまって
起きた後も体の疲れが取れた気がしません・・・
仕事はデスクワークでいつも夜遅くまでパソコンを使っています。
長時間PC作業すると睡眠の質って落ちるんですか?」
落ちます!!!!
もうこの件に関しては皆さん何となく原因が分かっていると思います。
「パソコンの画面を見っぱなしで脳が興奮するから自律神経が乱れて
睡眠時に優位になる副交感神経が働かないから~」的な話を
おそらくどこかしこで一度は聞いた事があると思います。
今回のコラムではもう少しそれを掘り下げると共に、
どうしたら少しでも不眠症状が改善できるかもお話していきたいと思います。
目次
ブルーライト浴びっぱなしで脳は興奮しっぱなし
実は太陽の光って脳をおこすスイッチになっているってご存知でした?
これは太陽光による目への刺激が脳の松果体という部位に伝えられていて、
要は「明るいうちは朝昼」で暗くなると「夕方や夜になったよ」という目から自律神経へのサインになっているのです。
でも皆さんいかがでしょう。最近は陽が沈んでからもPCやスマホを見ていたり
何かと光のストレスを毎日受けてしまってはいませんか?
すると自律神経は興奮してしまい、休眠し辛くなってしまいます。
ブルーライトのせいで脳はずっと朝昼だと勘違いしてしまうんです。
もちろん体では朝だとか夜だとか分かっていますよ?
でも自律神経はそうはいかないんです・・・
夜は脳をリラックスモードに切り替えることが大切です!
ここで難しいのは自律神経が自分ではコントロール出来ないものだという点です!
これは自分の意思一つで汗をかいたり引かせたり出来ないのと一緒です。
自分の体内で自律して働いている神経なので、お昼”頑張るぞ!”という時に優位になる交感神経から夜、”休みます〜”と優位になる副交感神経に脳を切り替えてあげなければなりません。
そしてこの時に交感神経を優位にさせてしまう要因として挙げられるのが
・PC、スマホ、TVなどの光の刺激
・考え事や悩み事
・アドレナリンが出てしまう程の激しい運動
こういった脳を覚醒させてしまうような環境に身を置いてしまっている事なのです。
特に目の網膜を刺激する光の刺激は反応して脳を起こしてしまうので、出来たら寝る3時間前や入浴後を目安に部屋の電飾を暖色系統に変えてあげるなどして脳を落ち着かせるようにしてあげましょう。
自律神経は環境の変化や肉体の状態によって切り替わる神経なので、特に今回のようは長時間のPC作業によって脳が覚醒してしまっているのならまずその環境を変えてあげなければなりません。
出来るだけ電子機器の光などを目に入れないようにしてあけで、脳が休みやすい環境を用意してあげて下さいね。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
理想は早めの時間帯に夕飯を食べ終えて、のんびりお風呂に入り
体をケアしたりリラックスする時間を充分に取れる事ですよね。
この仕事をしていて思うのですが、話を聞くと皆さん本当に毎日長時間働働かれています。
正直そこをどうにかしないといけないといけないような気もしますが・・・(苦笑)
ただ体を酷使してボロボロになりながら頑張らないといけないような時期もやっぱりあると思いますので、
そういう時には限られた時間を上手く使って仕事で興奮した脳をリラックスさせ
しっかりと体が疲労を取れるようにケアしてあげる夜のルーティンも大事だと思います。
それを習慣化してあげることで意識的に夜の睡眠の質をグッと上げていけるスイッチを
自分の体の中に作ってみてはいかがでしょうか?
睡眠は不足してしまうとせっかくお店でマッサージしてもエステで肌を綺麗にしようとしても
ジムでトレーニングをしたりダイエットを頑張ろうと思っていても
体が充分に休めていなければその効果は著しく落ちてしまいます。
まずはお風呂上りスマホなどの明るい光の刺激を見ないようにすることだけでも始めてみて下さい!
では(^^)/