こんにちは!
浦安駅前整体院の木内です。
当院では多くの患者様を診させていただいております。
その中でも多い症状の一つは「腰痛」です。
その腰痛を治療していく中で、一定数いらっしゃるのが「O脚」です。
O脚の場合、股関節や膝にも影響が出て立っている時の骨盤の歪みを引き出し、
日常生活での歩行や立ちっぱなしの時に腰にストレスを与えてしまいます。
O脚の種類は様々で、ガニ股O脚、内股O脚、XO脚などがあります。
今回は特に女性に多い【内股O脚】についてご説明します。
目次
内股O脚とは?
O脚と思い浮かべると大体の方はガニ股を思い浮かべるかと思いますが、実はそれだけではなく
自然に立った時につま先が内側を向き、カカト同士がつかない所謂内股の状態で
O脚が発生する場合があります。
この左の画像の左側の立ち方がまさにそれです。
このO脚の場合、膝も内側に向いてしまい、
なかなか膝同士をくっつける事も困難です。
長い間この立ち方を続けると、外反母趾や膝痛
酷い場合変形性膝関節症などにもなってしまいます。
勿論プロポーション的にも美しいとは言えなくなってしまうので
しっかりと改善していく事が必要です。
どうして内股になるの?
内股O脚にかかわらず、O脚において原因の一つに座り方が大きく関わってきます。
内股O脚の場合は、両足を一方向に流す「横座り」や両足首がお尻より外に行く「ペタンコ座り」などです。
この座り方をする事により、片側または両側の股関節が内側に回転した状態を
作ってしまいます。
長時間この座り方をすることで、股関節を外側に持っていく
「深層外旋六筋」という筋肉がストレッチされ弱体化し
立ち姿勢で股関節を外に持っていく力が弱くなり、内股になってしまうのです。
思い当たる方は出来れば椅子にしっかりと足を揃えて座るか、
地べたが基本の方の場合は足を伸ばすなどで対策してみてください!
因みに、僕がみている患者さんには幼少期に内股が可愛いと憧れてクセにしてしまって、今強い内股O脚になっている方もいます。
他にも体に色んな影響が!
内股O脚になると足の形はもちろん悪くなってしまうのですが、
それ以外にもあるゆる影響が出ます。
●足の筋肉は全身で見てもとても大きいです。
しかし内股になることで本来使われる筋肉が十分に働かず、脂肪を溜めやすくなってしまいます。
つまり「下半身太り」になりやすくなってしまうのです。
●股関節が内側に向くことで、骨盤は通常より前に傾きやすくなり
「反り腰」になります。
反り腰になると、腰椎にかかる負担が増し腰痛やギックリ腰を引き起こしたり
ヘルニアになるリスクも高くなります。
また反り腰になることで下っ腹が前に突き出され、ポッコリお腹の原因にもなります。
●そして、内股O脚の特徴の一つ「反張膝」
あまり聞き馴染みがないかもしれませんが、とても重要になります。
膝の可動域が増えすぎた状態で、立った時に膝を横から見ると
後ろに膝が突っ張ているような状態になります。
こうなることで、見た目はもちろん将来的な膝の変形やケガに繋がります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ガニ股以外にもO脚は種類があり、それぞれ
歪み方は大きく異なるため、全く別の施術が
必要になります。
自分ももしかしたら?と気になる方は一度治療院などで
診てもらう事をオススメ致します。
内股O脚の対策などは別のコラムで紹介させていただきます!