こんにちは。
浦安駅前整体院の西念です。
客室乗務員というお仕事は昔から憧れていた方にとってはとても特別なお仕事です。
今回はそんな憧れの『客室乗務員』になる為に整体院の観点から必要な事を
『3点』お伝えしていきたいと思います。
目次
ある程度『身長』制限を設ける訳?!
ネットで検索すると日系企業は158cm以上、
外資系ですと160cm~162cm以上などこの辺りで
身長の線引きをしていると言われます。
現在ではどうなのでしょうか?
基本的に応募資格の欄に身長○○cm以上と記入はされておりません。
(国により審査内容に入っている所もあるようです。)
では何故身長がある程度必要なのでしょうか?!
それは…『お客様の頭上にある物入に手が届くことが必要な為』というのが主な理由です。
もちろん上のキャビネット(オーバーヘッドコンパートメントというそうです)を閉める際に
足を乗せるステップもあるのですが、ステップに乗っかっても背伸びをしている
客室乗務員さんをたまに見かけます。
やはりある程度身長がないと仕事の姿勢が辛いようです。
実際現役の客室乗務員さんに聞いてみると、毎回毎回キャビネットに手を伸ばすのが大変…。
そしてお客様の中には男性やお若い方でも『これ(荷物)を上に載せといて』と頼む方もいるそうです。
そう言った事も踏まえてある程度身長がないと仕事に支障が出るかもしれないので
身長制限を設けているのかもしれませんね。
なぜ『姿勢』は良くなくてはいけないのか?
客室乗務員さんはスラっと姿勢が良いイメージがあります。
やはり猫背で丸くなっているよりもスラっとしている方が
企業イメージも良いかと思います。
そして何よりも姿勢が良くないと腰痛や首の痛みなど
体の節々の痛みに悩まされることになります。
飛行機の中は上空1万メートルでも与圧装置のお陰で
0.8気圧程度に保たれております。
しかし、0.8気圧はおおよそ2000メートル位ですので、体は気圧の影響を受けてます。
山登りをした際に、ポテトチップスの袋がパンパンに膨らむ経験をしたことがある方も多いと思います。
あれが体内でも起きているのです。
気圧の変化のある上空では背骨と背骨の間にある椎間板がポテトチップスの袋の様に膨張し、
姿勢が悪い(体の歪みがある)状態ですと、椎間板ヘルニアなどの疾患になってしまう事もあります。
その為、客室乗務員の採用試験では姿勢の検査を厳しく行っているのです。
ここ近年の採用試験では見た目だけでなく、確実にレントゲン写真を撮りますので、
見た目が大丈夫だから…ではなくなってきてます。
客室乗務員さんは見た目の姿勢の良さはもちろんですが、
背骨自体も真っすぐではないといけないのです。
客室乗務員の『人物像』はどうゆうのが理想?
客室乗務員さんは容姿端麗でスタイルが良くなければいけない
イメージがあるかもしれませんが、
実際はどうなのでしょうか?
ご来院頂いている客室乗務員さんや航空業界でお仕事をされている方
(面接なども行っている方々です)
にお話を伺ってみると、もちろん容姿やスタイルも大切ですが、
それは二の次でしっかりとコミュニケーションが
取れる方(会話のキャッチ―ボールが出来る)や気が利く方が現場では重宝されるようです。
そして客室乗務員は保安要員で、何かあった際にはお客様を守り誘導する事が使命ですので、
最低限の体力はとても必要との事です。
か弱い女性でなく心身ともに安定した方の方が客室乗務員には適していると仰っておりました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
一般的に客室乗務員さんと言うとキャリーバックを引いて
スラっとした姿勢で歩いていて、
笑顔が素敵で細かい事に気遣えるイメージがあります。
しかし私も含めて皆さまが感じているイメージと現場では
大きく開きがあるようですね!!
土日祝日や年末年始やお盆休暇なども関係なく、朝早い便から遅い便まで。
そして、国際線ですと昼夜逆転は当たり前…。
眠くても体がどんなに辛い状態でも何故か客室乗務員さんのは特別な接客を求められます。
世間的にはそれほど飛行機に乗るということは特別ということなのです。
辛い事や大変な事は多いですが、それ以上にお客様に喜んでい頂けたりすることが、
何よりのモチベーションとなると現役の方は仰ってます。
見た目の華やかさとは裏腹に大変な事は多々ありますが、それ以上に空港を颯爽と歩き、
飛行機に乗り様々な地域や国に行ったりと普段ではなかなか出来ないことなどが、
客室乗務員になることの特別感ではないかと思います。