こんにちは、浦安駅前整体院の梶原です。
当院では整体などと組み合わせてストレッチを受ける方も多く、
矯正やマッサージとはまた違ったすっきり感や、
可動域の広がりを感じやすいことから人気のコースです。
様々な方がストレッチを受けられていますが、
加圧トレーニングを行っている方や
ジムで筋トレを行っている患者さんからもよく聞かれるのが
『筋トレのあとにストレッチってしたほうがいいの?』
答えは、イエスです。
今回は筋トレとストレッチについてお話していきます。
目次
筋トレとストレッチの関係
筋トレを行ったあとは筋肉の緊張が強くなり、
極端な場合は関節の可動域も低下してしまいます。
スポーツをしたあとも同じで、ストレッチを含めたクールダウンを行わないと
筋肉が緊張した状態が続き、可動域が狭い体が出来上がってしまい
いずれケガにつながる可能性があります。
そして、筋力を増強させるには基本的に
できるだけ広い可動域でトレーニングを行った方が効果が高くなります。
つまり、鍛えているだけで可動域の狭い・硬い体が出来上がってしまうと、
トレーニングの効率が落ちてしまってもったいない!ということです。
ストレッチをするタイミングとしては、筋トレの直後でなくても大丈夫です。
体が温まった状態の方が無理なく伸ばせますので、お風呂上りなどがおすすめです。
そして体はすぐに柔らかくなるものではないので
筋トレをした日だけストレッチをしたらいいというわけではなく、
普段から取り入れ徐々に関節の可動域を広げていくことが大切です。
ストレッチの種類
ストレッチは静的ストレッチと動的ストレッチに分けられます。
静的ストレッチは、筋肉を伸ばした最終域で静止して、数秒~数十秒ストレッチを行うもので
筋肉の緊張を低下させるような効果があります。
柔軟性をアップさせるには運動後の静的ストレッチが効果的です。
動的ストレッチは、体を動かし温めながら関節の可動域を広げていくようなストレッチで、
わかりやすいもので言うと、ラジオ体操も動的ストレッチに含まれます。
運動前のウォーミングアップなどにはこちらがおすすめです。
昔は運動前も静的ストレッチを行う事で
ケガの予防やパフォーマンスアップに効果があると言われていましたが、
今は逆に静的ストレッチをしてしまうと筋肉が力を発揮しにくくなることがわかっています。
力を発揮しにくくなってしまうとケガにもつながりやすいことから、
筋トレ前は可動域を少しずつ広げていくように動的ストレッチを行うのがおすすめです。
当院で行っているストレッチは静的ストレッチに当てはまり、
自分では伸ばしきれない範囲までじっくり伸ばしていきます。
ゆっくり呼吸しながら行っていく事で、筋肉にも酸素が行きわたり疲労の回復を促します。
また、体を脱力させリラックスした状態で受けることで副交感神経のはたらきが高まります。
ストレッチの効果
*関節の可動域(柔軟性)の改善
*筋肉の緊張を低下させる
といった効果はみなさんおなじみだと思いますが、
ストレッチにはほかにも様々な効果が期待できます。
*血液循環の改善
ストレッチの時間が長ければ長いほど血流量は上がり、皮膚温も上がります。
ですのでゆっくりストレッチをしてあげることは、実は冷えが気になる方にもおすすめです。
*痛みの緩和
血液の循環が改善されることで、痛みを感じる物質の生成を抑えることができるので
筋トレや運動後のいわゆる筋肉痛を最小限に抑えられます。
*ケガの予防、運動パフォーマンスの改善
ストレッチを行うことで神経の伝達機能が上がるので、
体のバランス機能や反応スピードの向上も期待できます。
まとめ
筋トレを始めると、筋肉がついていくのが楽しくて、
体のケアを気にかけるのは二の次になってしまう。
その気持ちもよーーーくわかります。
しかし、そのままケアをせずトレーニングだけを続けてしまうと
いずれ筋肉に疲労が蓄積し、緊張が強くなり、
気付くと硬い体が出来上がってしまいます。
その結果、ケガにつながって
トレーニングを思い切りできなくなってしまいう場合も…
効率よく、体を痛めることもなく、筋トレを続けるためには
体のケアが必須です!
ストレッチ使用にも方法がわからない、
またはやっているけど正しくできているかわからない、など
お悩みに合わせてアドバイスしておりますので
お困りのことがあればぜひご相談ください。