こんにちは、浦安駅前整体院の梶原です。
今回は痩せたいけれどなかなか痩せられない…
そんな方に向けて、ダイエットを始める前に
是非知っておいていただきたい基礎知識をご紹介していきます^^
どうして体に脂肪がついてしまうのか?
どうしたら体の脂肪が燃えていくのか?
その仕組みを知ることも痩せることへの第一歩です!!
目次
糖質と脂質
まず、ダイエットをしようと色々調べはじめるとよく目にするのが
【糖質制限】や【脂質制限】です。
確かに糖質や脂質を制限することは効果的ですが
どちらも人間が生きていくうえで大切な3大栄養に含まれますので
制限の仕方には注意が必要です。
糖質や脂質を摂取すると…
小腸で取り込まれる
↓
小腸の細胞内でたんぱく質とくっつき、運びやすい形に変わる
↓
小腸の底から出て糖質は血管へ、脂質はリンパ管へ
という感じで、体内で吸収されていきます。
基本的に糖質も脂質もエネルギー源になるものなので、
摂りすぎていなければなんの問題もありません。
しかし糖質は余ると、脂肪に変換され体に蓄えられてしまいます。
脂質は余るとお腹や皮下の脂肪細胞に取り込まれ、これも脂肪として蓄えられます。
こんな風に余った糖や脂肪がどんどん蓄積されていってしまうのです。
そしてその蓄えてしまった脂肪を減らすためには運動や食事制限が必須です。
運動をする際のポイント
まず運動をする際は、運動時間が大切になります。
消費のしくみを簡単に説明すると…
運動を始めると、
数秒は筋細胞内のクレアチンリン酸という物質をエネルギーとして使い、
↓
その次に糖質が使われ、(解糖系)
↓
数十分後には脂質が使われ始めます。(有酸素系)
ですので、体内の脂肪を燃やしたいのであれば数十分間運動をする必要があり、
それがジョギングやウォーキングなどの有酸素運動なのです。
最低10分の運動を行うことで体内の脂質が使われ始めると言われています。
ダイエットといえば、筋トレを取り入れる方も多いと思います。
筋トレはカロリー消費が大きいですし、
筋肉がつけば基礎代謝も上がり自然と消費カロリーが増えてくれます。
しかし『脂肪を減らす』ことを目的にするなら、
やはり有酸素運動の方が効果的ですので合わせて行う事をおすすめします。
食事制限の注意点
次に、食事制限をするのであれば
摂取カロリーが消費カロリーを下回るのが鉄則です!!
しかしここで注意してほしいのが、じゃあ摂取カロリーをとにかく下げればいいんでしょ?と、
基礎代謝以下しかエネルギーを摂らないような食事制限は絶対にやめてください!
基礎代謝以下の食事しか摂らないと、体を構成するたんぱく質までエネルギーとして消費されてしまう、
つまり筋肉量まで減ってしまいます。
また、エネルギー源としてたんぱく質が使われると、疲労感や頭痛などの症状が出る場合があります。
ですので、カロリー制限中もたんぱく質は十分に摂ることが大切です。
ではどのような食事制限がおすすめかというと、
一日に70~130gは糖質を摂るゆるやかな糖質制限で、
摂取カロリーを消費カロリー以下に抑えることです。
一日の摂取カロリーを変えずに糖質だけ取らないような極端な糖質制限を行うと、
脂質の摂りすぎで脂質異常症になる可能性もありますし、
腎臓に異常がある方はたんぱく質を摂りすぎると悪化する危険性もあります。
特に脂質は1gあたり9キロカロリーあるので、気にせず食べてしまうと
すぐにカロリーオーバーになってしまうので要注意です。
健康的にダイエットを行うのであれば、糖質も必要最低限は摂ることをおすすめします。
まとめ
ダイエットをするときに、
こういった体の仕組みについて少し知っているだけでも
自分に足りないものがなんなのか見えてきやすいと思います。
今はアプリなどでも運動や食事の記録を簡単に残せるものもありますし、
楽しく健康的にダイエットをできると一番いいですよね◎