現在妊活でご来院の方をカイロプラクティックの観点から診てみると、骨盤はとても硬くそして歪んでいます。
骨盤にハンモック状にぶら下がっている子宮は骨盤が歪むと引っ張られ血流が悪くなり正常に働くことが出来なくなります。その為、血液からの栄養がしっかりと子宮など内臓に流れなくなります。
また、東洋医学的な観点から脈診や舌診で体の状態を観察すると、体の冷えを表している事が多くこちらもまた血流が悪い事を示唆しております。
そしてここ最近は仕事が忙しい…、妊活が上手くいかないことなどのストレスもあり自律神経が乱れ、交感神経優位の方が多くいます。
体が交感神経優位の状態になると、体温は下降し、内臓に流れる血流量は低下し、血液からの酸素や栄養が子宮に流れにくい状態になります。
そして、体温がどんどん下がっていくと様々な働きが悪くなります。
体温が1度低下すると免疫力が30~40%低下し、エネルギー代謝が12%以下になる為、細胞内の*ミトコンドリアの働きが低下します。
『卵子』はミトコンドリアが生み出すエネルギーにより成熟していきます。
また、『精子』はミトコンドリアのエネルギーで卵子までの移動を行います。
受精や分割、着床にミトコンドリアの存在がなくてはうまくはいきません。
血流が悪くなり体温が低下する事により、妊活にとても大切な「ミトコンドリア」が働かなくなるのです。
その結果、子宮には器質的な異常は全くないのに、子宮の働きが鈍くなり、排卵がスムーズに行われなくなり、受精しても不育に陥ってしまうのです。
* ミトコンドリアはエネルギーを生産する工場です。
人間は呼吸により酸素を取り入れ、それを使って細胞内のミトコンドリアの中で「水素」と「代謝酵素」の力を借りて「TCAサイクル」という燃焼を起こし、糖を『ATP』という高エネルギー物質に変換させます。
体温を上げることが出来れば、ミトコンドリアの働きが上昇し、エネルギー代謝が上がり、免疫力も上がります。
そして、交感神経優位の状態から交感神経と副交感神経のバランスが整い、しっかりと副交感神経の状態にも体が切り替わることが出来れば子宮に流れる血流量が増え、妊娠に適した体になるというわけです。
体温を上げるためには運動をして筋力をつけることがとても大切になってきます。
しかし、忙しくて疲れているとなかなか運動という気持ちにはなれませんし、運動したからといってもすぐに筋肉が付くわけではありませんので、現実的ではないですね…。
ではどうやって体温を上げていったら良いのか…?? それは『温活』です。
『温活』と言っても体を温める食べ物を食べ続けるとか毎日半身浴をしないといけないということではありません。子宮を直接温めてあげれば良いのです。
これからお母さんの体で約10か月育つ赤ちゃんにとって冷えているベット(子宮)と温かでふかふかなベット(子宮)ではどちらのほうが居心地が良いか聞くまでもありませんね。
妊娠において冷えを改善する事は何よりも大切な事で、冷えを改善する事でエネルギーを生産するミトコンドリアが活性し、より代謝や体温が上昇していきます。
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