浦安 整体Total Body Care浦安駅前整体院Top» カイロプラクティック(整体) > 猫背の矯正
お仕事は幼稚園の先生をしている今回の患者さん。
お仕事柄かがんでお仕事をすることが多いそうなのです。
子供と接するとき
子供たちと一緒にお昼を食べる為テーブルが低い...
連絡帳を書くとき
などどうしても背中が丸くなってしまうそうなのです。
背骨や姿勢がどのように曲がってしまったのかしっかりとチェックしていきたいと思います。
(20代 女性)
皆さん、背骨は真っすぐではいけないことをご存知でしょうか?!
首は前側に背中は後ろ側に腰は前側に曲がっていなければなりません。
これを生理的湾曲と言い、このカーブが弱いと背骨がストレート状態(首だと良くストレートネックと言われます)、カーブが強すぎると猫背(円背)となります。
長時間パソコンなどデスクワークをされる方などは背中が丸くなり、『猫背』に見えてしまう様な姿勢となっていきます。
しかし、背骨の状態を観察すると背骨自体のカーブは正常…なんてことは良くあります。
長時間丸くなっている姿勢を取る事で、胸側の筋肉が収縮し背中が丸くなり、腹筋を使わない為立った時に腰が反り、横から観察すると『猫背』の姿勢の完成となります。
厳密に言うとこれは完全なる『猫背』ではなく、『猫背』の様に見える姿勢です。
これが酷くなると背骨自体が丸くなり本当の『猫背』が完成していきます。
では、どうすれば『猫背』を改善することが出来るのか?
長時間のデスクワークや日常の姿勢を変えることが出来ればそれは一番良いのですが、それはなかなか難しい問題です。
仕事や日常の癖でどうしても硬く収縮してしまう筋肉を緩め、弱くなってしまう筋力を強化することが『猫背』改善の一番の近道となります。
・硬くなってしまう筋肉…大胸筋(胸の前側の大きな筋肉)、肩甲下筋(肩甲骨の内側から上腕骨の前側に付着する筋肉)、大円筋(肩甲骨から上腕骨の前側に付着している筋肉)、広背筋(腰から腕の前側まで付着している筋肉)などが挙げられます。
・弱くなってしまう筋肉…菱形筋(背骨と肩甲骨をつないでいる筋肉)、小円筋&棘下筋(肩甲骨から上腕骨の後ろ側に付着する筋肉)、腹筋などが挙げられます。
そして出来れば付着している「幹」である背骨や骨格の矯正を行っていくと更に『猫背』の改善がしやすくなります。
今回のお悩みを持った20代の女性はどうなったかというと…
背骨を中心に骨格のバランスを観察しても背骨自体が極端に後弯(猫背になり過ぎている状態)ではありませんでした。
しかし、運動をしていない為筋力が少ない事で仕事や日常の生活において背中が丸くなってしまう癖が強くついてしまっている状態でした。
施術はまず、丸くなった姿勢を取り戻すために収縮してしまった筋肉をしっかりと緩め、弱くなりやすい筋力の強化を行いました。
そして背骨の可動域を取り戻すことで大分スッキリとした姿勢になりました。
ご来院の回数としては週に1度で大体5回程度でした。
ご来院の頻度やスパンなどはその方の年齢や性別、そして関節や筋肉の硬さにより異なるので一概に何回で改善しますとは言えませんが、よっぽど酷い状態でない限り長期的に時間を要することはないと思います。
寒い時期だと体は縮こまり硬くそして丸くなります。
暑い時期ですと体は疲労を感じ体を丸くした姿勢を取ります。
寒くても暑くても仕事で忙しくても忙しくなくてもどんな時でも『猫背』は作られていきます。
何もしなければ今日より良い日はありません。
思い立ったらすぐに行動してみてはいかがでしょうか!!