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カイロプラクティック(整体)

変形性股関節症による腰痛

また股関節痛が出現


変形 股関節.jpg

20代の頃、歩いていると時々股関節が痛くなり整形外科を受診すると、少し股関節が変形していると言われた。

少しの期間リハビリに通い、その後は痛みもなくなったため、特に何も気にしていなかったら

40代中盤に差しかかる頃また股関節が痛くなった。

それと同時に今回は腰痛も一緒に発症し、朝起きることがかなり困難になった。

また整形外科で受診したところリハビリを受け、痛み止めを処方してもらってはいるが、なかなか回復しないことから今回ご相談に来られました。

(40代 女性)

股関節と腰痛の関係

1.変形性股関節症

<span>1.</span>変形性股関節症

股関節は骨盤側の寛骨臼と大腿部側の大腿骨頭により構成されております。
人間の股関節は進化の過程の中でとても重要な役割を持つようになりました。
四足歩行から直立二足歩行へとなったことで、腰→骨盤→股関節と上半身の体重を支える為、股関節自体の可動を制限し、高い支持性を獲得しました。

体を支える上でとても大切「股関節」ですが、発育途中に形成不全を起こしてしまったりすることが多いようです。
女性の方が発症は多く、明らかな原因がなくても年齢と共に股関節痛を発症することがあります。
その変形性股関節症の多くが『臼蓋形成不全』の方が多いと言われます。

臼蓋形成不全は骨盤側(寛骨臼)が浅く股関節が骨盤にしっかりとはまっていない様な状態になります。
その為、体重の支持機能が低下することで、関節軟骨に摩耗などが起き、痛みが発症します。


2.股関節と腰痛の関係

<span>2.</span>股関節と腰痛の関係

股関節は前側に可動が高い構造になっている為、臼蓋形成不全により前側の寛骨臼が浅くなるとどうしても体重の支持が不安定になっていきます。
構造的なバランスの安定を図るために、骨盤が前傾することで、股関節の支持性を高くしようとします。
しかし、骨盤が前傾することで腰椎(腰の骨)は前弯(前方へのカーブ)が増強されることになります。
前弯が増強すると、腰椎の椎間関節部への圧迫が強くなり椎間関節由来の痛みが出てきます。

脊柱を出た神経はストレスのかかった椎間関節の影響を受け、腰痛、臀部痛、下肢痛を発症させます。

一般的に股関節を庇う為に違うところに負担がかかった状態になります。
人によりこの状態になると股関節より腰痛の方が酷い…という方もいらっしゃいます。

3.歩行にも影響が出る場合もある

<span>3.</span>歩行にも影響が出る場合もある

変形性股関節症が酷くなると患足側の関節軟骨は摩耗し、歩くたびに疼痛を感じたりするとこが多く、痛みの為しっかりと股関節に体重を乗せて歩くことが困難になります。
そして変形性股関節症の方の立位姿勢は股関節が前に曲がり(屈曲)、内側に足が閉じ(内転)、内側に足が捻じる(内旋)を取る事が多い為、股関節を後ろに反らす(伸展)、外に足を広げる(外転)、外側に足を捻じる(外旋)運動の可動が制限されていることが多くなります。

また股関節の可動域の減少は骨棘形成や関節包の肥厚、短縮が原因となって起き、それに伴って股関節の外側に広げる外転筋の筋力低下により、骨盤を支えることが困難となり歩行時にトレンデレンブルグ歩行を起こしてしまう場合があります。

※トレンデレンブルグ歩行とは中殿筋(股関節の外転筋)が麻痺や弱くなることで、患足側の足片側で体重を支える時に骨盤が傾く歩き方の事を言います。

4.施術

<span>4.</span>施術

変形性股関節症を施術で治すことは出来ません。
しかし、各項目であったように股関節に今以上負担がかからないように腰椎、骨盤の前傾を抑え、股関節の内転筋を緩め、外転筋の強化を行います。

腰椎や骨盤の前傾を元に戻すと股関節の安定性がなくなる為、より不安定な状態にならないかとよ尋ねられるのですが、それに付随して緊張している筋肉を緩めたり、強化すること、そして関節のストレスのない程度に調整を行うことで潤滑液の影響もあり、痛みは減少傾向になる方が殆どです。

もちろん一長一短で症状が消失するわけではありませんが、股関節の疾患だからと言って股関節だけ診るのではなく。全体のバランスを通して股関節にかかっている負担を除き早期回復を目指すように調整を行っていきます。

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